三宮騒然、横断の人波なぎ倒す 神戸・市バス事故
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神戸に住んでて、ここの横断歩道渡ったことない人はほとんどいないだろう…。見取り図の右下、バス停のある三角地帯の先端が３年前の暴走事件の現場であって50mくらいしか離れてない。左下の濃い色づけの部分が駅構内で「火垂るの墓」の少年の亡くなった所だし、映画のエンドロール（だったっけ）で亡霊となった兄妹が阪急電車に乗ってすぐ渡ったガードの真下が今回の現場である。このへんはやはりまだ戦災犠牲の御霊が鎮められてないんかなあ。
などと神学的段階の感慨ではオーギュスト・コント的にはよろしくないんで、現地で得られる情報からいくらか科学的に考察してみよう。当該64系統は裏六甲の神戸北町発で箕谷から（六甲山系）摩耶山ふもと布引の（新幹線）新神戸駅前（次の停留所が現場）までずっと六甲山地の地下を横断するトンネルをノンストップ高速で通ってくるという、昼間なのにちょっと長距離夜行バスに似た運行路だっていう特殊性が論じられてないんじゃないか。運転手がやや高齢とか糖尿病治療中以外に、そのへんも若干負荷としてあったのかも知れないと指摘しておきたい。
事件当時は大倉山にいたのだが、南側の山手幹線を通過する大掛かりな救急出動とヘリ数機の上空旋回で異変を察知して携帯に登録するウーカンテレフォンサービスに電話したところ「14時4分中央区加納町4丁目*1付近で大規模災害が発生しました」とのアナウンス。大規模災害って!? で、こういう事件だったと。
*1:現場は布引町4丁目だが通報者が信号渡った向こう側だったのだろう。
