horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

年末年始に読んだ(読んでる)本

野口冨士男『感触的昭和文壇史』

感触的昭和文壇史 (講談社文芸文庫)

感触的昭和文壇史 (講談社文芸文庫)

 年末、阪神百貨店古書市でオリジナル単行本が300円で売ってるの発見し臍を噛んで(この文庫版は税込み約2500円けっこう思い切って最近買ったのに…)携帯して意地でも読み出したのだが、買ったのも100円で手に入れた同じ著者の『私のなかの東京』中公文庫読了後すぐだからで、体験記として一貫しており、近代の(産物である)「文学」というものに殉じた(失礼ながらあまり有名でない)作家について、あるいは「近代」ということについて、いろいろ考えさせられた。そのことをおいおい書いていくつもり。