horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

某月某日

 「鷹」から。組坂繁之・郄山文彦「対論 部落問題」、辻井喬「伝統の創造力」、山平重樹「残侠」各105円。にわかにコメントしづらいチョイスだが、元西武百貨店社長は本ブログの流れで理解されよう。
 中継地の「高速長」で、池上永一テンペスト」第一巻。仲間由紀恵琉球女王様の帯が必須なので新刊マストバイ。
 「平」に回る。ここではじめて個人経営の古書店が出てくるが、まあ苦手なんですね、今までに見られた買い方で想像はつくでしょうが。大規模店のマニュアルどおりの対応のほうが気が楽。でも一回100円200円でも何年と積み重なると大きい、そこをわかってらっしゃるとは思われる店主さんだ。が苦手。しかしここの均一本は掘り出し物が多い。一例が今回の、今野雄二訳「デ・パーマ・カット」、夏掘正元「眼―わが純粋観客」、高田保「河童ひょうろん」各100円。
 「五」に足を伸ばす(文字通り)。ここも個人で、最近の開店直後に挨拶もしたことがあるので(向こうは覚えているかどうか)余計苦手なんだが。「平」の店内(手が出ないが)右翼関係ラインナップに対し、こちらは店内左翼でまとめている。そして、にこやかな対応が均一本目当てにはなおさら心苦しいが、かつてセンター街にあった後藤書店のように、志が高いのでそこから外れた本は安い。例えば今回の、「ジュニア洋画ファン」創刊号100円、なんかはサブカル系の店ならもっとするだろう。でっと、ペラペラ(頁をめくる音)ふ〜ん、福岡翼ってこういう雑誌に書く「映画評論家」だったのね。やはりスターのゴシップ、逸話、豆知識といったものだが。それにしても、この頃はまだ「洋画」と「ジュニア」が結びつく時代だったのだなあ(1973年。副題が「ヤング・ヤング外国映画入門百科」)。
 (中略)「さん」P地下のBO。R・シェイ&R・A・ウィルソン「イルミナティⅡ黄金の林檎」、藤本泉「王朝才女の謎」、渡辺みどり西太后とフランス帰りの通訳」、岩井志麻子「志麻子のしびれフグ日記」、三浦展「シンプル族の反乱」各105円。空クジなしの福引で50円チケット、ゲット。今日は随分買ったので、かねて用意のサブバッグの登場だ。「ジュン」で5000円以上買って貰った景品の、なかなか良いバッグ。
 地上に出てセンタープラザのその「ジュン」で「歴史人」11月号を購入。「歴史群像」購読をそろそろやめようと思っていると創刊、乗り換えた。昔よく買った(今でもあるのか)エロ月刊誌の判型とお値段だ。これも目オナニー(by故・渡辺和博)用ではある。