horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

某月某日

 今日も遠征で「京」に来た。古書市会場に向かう前に当地のBOをチェック。T・E・ロレンス「砂漠の反乱」中沢新一解説、駒田信二「世界の悪女たち」、関川夏央選「韓国読本」各105円。
 さて当の会場は、高級ビジネスマンの通りすがりを期待できるロケーションゆえか価格設定で強気に出てることが多い(従来からの個人経営の古書店では平常価格のままなだけなのかもしれない)。前回、海野弘本の多々出品に浮かれてネット相場以上に散財してしまった反省から、買い得は無理として、最低限妥当な買い物を心がける。玉川信明ダダイスト辻潤」700円、シリーズ植草甚一倶楽部「植草甚一の収集誌」500円、現代思想1986年11月号、PREFAB SPROUTR.E.M. の各 THE BEST OF 各300円。
 「梅」に寄り昨日スルーした「ビル地下」を覗くも空振り。「京」古書市の高価格設定からすれば買い得を悟った「東通」の秋山駿「批評のスタイル」300円サルヴェージ、ついでに大原富枝「アブラハムの幕舎」100円。
 ここも接続で寄る「さん」相変わらず空振りした後に、「ジュン」でグスタフ・ルネ・ホッケ「迷宮としての世界」(下)を忘れずに買っておく。
 ダメ押しに「鷹」の雑誌半額セール。ヴィジュアル本ゆえか雑誌のカテゴリに入っていた、ヴァルター/メッツガー「シャガール」375円、芝生瑞和編「図説 フランス革命」425円、村松伸他「図説 北京」225円。