horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

モー娘。新垣&光井が涙の卒業「笑顔と愛をありがとう」

http://www.oricon.co.jp/news/confidence/2011780/full/
 これなども一般的な観点では「ヒューマン」とされかねないが、アイドルファンにいわせれば神的な事態である。従来アイドルの本質論を冗長を理由にオミットしているのは実は未構想だったのだが、このたびヤコブベーメのソフィア論に触れるに及んでピコーンと来た。まあそれは追々展開するとして、アイドルは神的なものが表象に投影されるからアイドルなのである。何の話だったか?
 そう、で今回は正しくアイドルと認定されるアイドルの総本山で、活仏ダライ・ラマに比すべき地位の交代が起こったという重大ニュースなのだが、マスゴミなどはその名にふさわしく碌な報道もできない始末である。それらは必然的な腐朽にまかせるとして、もちろんわれわれとしてこれが看過されていいはずがない。たとえ初代リーダーの卒業以来、ライヴにご無沙汰しておってもだ。中澤姐さんがそうだったのを今もアリアリと記憶するのに、今やリーダーが「さゆ」なんだから茫然である。それでも9・10期メンとはおよそ10歳はちがう「長老」なんだからもうほとんど別次元に近い新世界とはなっている。
 しかし、ここで光井まで卒業したのは痛い。光井の足も痛いだろうが、グループ内の自主マネジメントでも9・10期に近い世代で嫌われても直接干渉できるポジションの彼女は必要だった。事務所もその認識でギリギリまで残留をはかったとおぼしいが、こういうことになり残念だ。ポスト新垣なのに一緒に卒業することによって、その任も果たせずバッシング要因を増やすばかりでガキさんのように年功によって払拭できないまま、形は卒業だがリタイアに近い。
 リーダーとしては短い任期だったけれど、ガキさんには感謝の念に堪えない。それには一切加担しなかったことを誇りとするが、加入当初のバッシングは酷かった。それに耐えながら突出はしないまでもファンを増やしグループ・パフォーマンスを底で支え長期在籍で最後はリーダーとして卒業の花道を飾った。グループへの愛着でも特記すべき、実に立派なメンバーにしてリーダーであった。
 今後の道重リーダーは本人がかねて望んではいたし下馬評どおりでもあるが、サブかどうかも書いてない同期の田中が遠心方向な上、光井という中間管理職もなくどうグループをまとめていくのか疑問なほど課題であっても、11期の加入計画もあわせて、これまでどおり何とかなるのであろう。