horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

10〜22日に長距離ミサイル発射=金正日氏死去1年で国威発揚か―北朝鮮

http://www.excite.co.jp/News/world_g/20121202/Jiji_20121201X992.html
 またぞろ北朝鮮のミサイル撃つ撃つ詐欺は、父親の一周忌だか南朝鮮のどうでもよい選挙だかは無論関係なく、日本の死活の総選挙に合わせて米国の指示に従ってのことに相違ない。
 己の息のかかった自公維新が、国民的勢力=未来に負けそう(民は不戦敗決定)な情報を正確にキャッチした米国としては、そのテコ入れに同じくコントロール下にある北朝鮮の「脅威」をチラつかせれば、しようのないB層をなびかせて一見タカ派のアメポチの集票が可能と見たので、この挙に出たのであろう。
 しかしかえって、これにより北朝鮮が米のコントロール下にあることが明白になり、米が実は北の体制を容認して永続させるつもりなのがバレてしまった。だいたい独裁体制が国民を弾圧しているからシリアの反政府勢力の戦闘を援助するというのに、もっと過酷な北朝鮮の体制はこれまで放置してきた。おかしいではないか?
 おかしくはない。シリア政権はイスラエルにとって脅威なだけで、国民は北朝鮮よりはるかに豊かで自由だから反政府なわけもないのに、米国が援助する傭兵が無辜のシリア市民を虐殺している(責任者はスーザン・ライス)のが内戦の真相であり、米国に従うなら北朝鮮のような地獄の体制も存続を黙認される。
 ようするにアメポチで世襲の既得権の体制を守り抜こうという日本・自公維新と北朝鮮金王朝は本質的に同じ穴のムジナなのであり、自公維新が勝てば北朝鮮も安泰なので拉致問題解決は絶対にない。アメリカの支持する北朝鮮体制からの人民と拉致被害者の解放は、中国人民解放軍の進駐によるしかないが、自由な主権を行使できるわれわれは、自らの手で「未来」に票を投ずるだけで自らを解放することができるのである。