horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

中国満州族が、自らのルーツを探り始めた―米紙

http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20130203/Recordchina_20130203017.html
 「諸君」だか「正論」だか忘れたが、ある論文で「満州国満州族の民族国家」という一句だけ見て以来、執筆者・渡部昇一の馬鹿認定が自分の中で揺るぎない。「五族協和」という言葉も知らずに満州国語るかと。
 貼ったWiki記事に見られるように、もともと中華民国のをパクったスローガンだが、孫文自身は大中華主義者で本意でなかった「五族共和」と書いてある。仮に大陸の政権が国民党によって維持されていたとしても、(文革期を別にすれば)スターリンの民族政策を採用する共産党よりチベットやウィグルの支配が過酷でなかったとはいえまい(蒋介石の台湾支配を見ても)。

清朝の政体は五族のそれぞれが別の国家とも言える政体を維持し、清朝皇帝はその五つの政体に別個の資格で君主として君臨するという一種の同君連合というのが実態であった。そのため、漢族社会に深く溶け込んでいた満州族を除くモンゴル(蒙古族)、西域ムスリム社会(回)、チベットの実質三ヵ国は、漢族による中華民国政府の統治下に置かれることをよしとせず、清朝皇帝権の消滅をもって独立国家であると主張した。

と、Wiki「五族共和」記事にあるところは、独立派に理があるように思われる。
 独立を主張する民族に満州族が入ってないのは、つまり民族である以上に(旧支配)階級化しているからで、日本でいうと「士族」というものに近い。