horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

Formula1 2007ミニチュアモデルコレクション

http://www.butsuyoku.net/shokugan/f1_2007/index.html
 一部のファミリーマートで缶コーヒー二缶にひとつつくオマケ。全11台とりあえず揃えた。公式のアナウンスもなく実施店舗も少ない、実施してても車種が揃ってるとは限らない等、難易度は高かった。

ランボルギーニ スーパーカーコレクション

 こちらはこのように本部がアナウンスしただけに、おそらく全店舗で実施してて集めやすい。ただ一部車種(LP500RとディアブロGTR)は人気で品薄か置いているのが稀だった。また、工場の品質管理が甘く、かなり仕上がりのキビシイ個体が存在する(ことが多いらしい)。個人的にディアブロGTRは見つかれば買いなおしたい(メーカーの思う壺か)。

1/72スケール・ミニカーの沿革

 上記ふたつのコレクションと同一スケール・ミニカーの沿革は、こちらのページが詳しい。これに見るようにごく最近に始まったもので、コンビニで缶コーヒーのオマケにつけるのに手頃な大きさ、また缶コーヒーの主たる消費者たる中年の男性が子供時分にスーパーカー、若い頃にF1の、それぞれブームがあったということで販促用に使われるようになった。この種のオマケを各コンビニどこかでほぼ一年中やっている。それにまんまと乗せられては、イイトシして(イイトシだからなのだが…)面目なき次第。

世界の航空機コレクション

 缶コーヒーのオマケは公正取引委員会の指導が入って中身がブラインドでなく車種を選んで買えるから、まだしもである。もとは株式会社デル・プラド・ジャパンのパートワーク出版物『世界の航空機 100年物語』で、オマケというよりはメインのダイキャスト製ミニチュアモデルの、版元倒産したまま滞留していた在庫を引き取って一掃する目的で箱詰めして売り出したこの企画は、店頭では一個580円税込とお買い得ながら、何が入っているかわからないブラインド。
 重いのを朝ひとつ摘まんでみて、まず出たのはフォッケウルフ・コンドルである。こいつは幸先がいい。ところが同じ店舗で帰りしなにもうひとつ買って開封した瞬間に、運命は急転した。以前、出版形態(定価1490円税込)でシリーズ唯一購入したイリューシンIl-76が出たのだオーマイガッ! 当時買うつもりがありながら、やっぱりやめてちょっと後悔したコンドルが出た矢先にこれである。ドルニエDO-X狙いで重いのを引いたつもりだったのだが…。
 次の日。昨日のショックを引きずったまま朝ちょっと軽めの箱、スーパー・コンステレーション狙いで引く。三菱MU-2、微妙だ。今度はロケーション(店舗)変えて再度ドルニエ狙いで重い箱を引くとYS-11。う〜む。
 三日目朝はもうドルニエもSコンステレーションもあきらめ、軽い箱でサヴォイアマルケッティS.66を狙ってみる。カーチス・ジェニー…。ヤケになって、また店舗を変えて摘まんでしまい、さらに絶望の淵に突き落とされる。今度はついにコンドルがダブり!
 もう止めたつもりだったが、梅田で見かけて一個摘まんでしまう。運良くダブらずエアバスA340-600。ふと付近を見渡すと、このルフトハンザの大阪営業所らしいものを見つける。当初欲しくもなかったアイテムだが、スケール1/500はちょっと(コンプできずに)集めたエスキモー「Collectors(コレクターズ)日本の翼」ANAウィングコレクションと同一なので、これはこれでよかったりもする。
 これはこれでよかったといえば、プロトタイプ塗装の珍しいYS-11や70年代発売と思うハセガワ1/72のプラモデル・キットにはありえなかった平成元年設立のダイヤモンドエアサービス仕様のMU-2は、持ってて悪くないコレクションだった。当初もっともがっかりしたカーティス・ジェニーですら、だいたい同じスケールの複葉機ボーフォード歴戦の名機をホビーショップ・ボークス開封品安売りでおおかた揃えてるので、一緒に並べていいものである。ダブりのコンドルやIl-76も、こういう塗装換え改造ができそうだ(具体的な着手予定は例によって未定だが)。
 YS-11を引いた店舗で、最後の最後、重い箱を摘まんでみると、これがドルニエ大当たり。コンドルの後にこれが出ていれば二個買って済んでいたものを。同じくデルプラド処分サークルKサンクス企画のこれだと一個引いたランチアストラトスで満足して、それで止めてしまい今回のような深みに嵌らずに済んだのだが、嵌ったらば嵌ったで、またそれなりに(選んでは買わないものを買ってみて)よかったと今は思っている。