「ヤマト」である必然性がないと上に書いたが、それなりに説明があったのを思い出したので記す。つまり、戦艦大和の海上特攻の無効性が喩になるようなヤマトのイスカンダル行の根拠あいまいさという新設定を、この用意周到な脚本家は提出している。(以下ネタばれ注意)その始末として、やはりヤマトも特攻しなければならないのは、ちゃんとつじつまが合ってる。
だいたい放映時間内に詰め込んでストーリー展開が異常に速く、ワープ、ワープの連続であっという間にイスカンダルで、「あ、もう着いたの」と観ててつぶやいてしまったくらいだから、伏線をきちっと回収したり、つじつま合わせも遺漏のない脚本も、観てる時点にはよく咀嚼できないきらいがあった。