horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

某月某日

(なぜか承前)では、阪神御影駅前のような微妙なロケーションで実施自販機が陸続する不可解な現象は、どう説明されるのか。それはこう考えればいいだろう、「繁華」と「高級」の、別個に同心円的に薄まっていく縁辺で重なり合う地点がそこだと。さすがにお目が高いというか、CIAのインテリジェンスと双璧をなすマーケティング技術の蓄積は伊達にアメリカン世界企業ではないわけである。
 そこから「43住」。高橋弘子編「オイリュトミーの世界」200円、新人物往来社編「真田幸村 野望!大坂の陣」、岩井三四二「月之浦惣庄公事置書」、織田淳太郎「狂気の右ストレート」各105円。久しぶりに行っても、今年は新年からおなじみの背取り男がまたいた。
 「2号住」。ジョナサン・キャロル「薪の結婚」、柘植久慶「神奈川縣札」、打海文三ハルビン・カフェ」、有栖川有栖編「有栖川有栖本格ミステリ・ライブラリー」、有栖川有栖「マレー鉄道の謎」5冊400円。