horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

承前

 MC雅ちゃん梨沙子と双璧エースを張るBerryz工房「ROCKエロティック」(TOKYO DOME CITY HALL)は、大瀧泳一の逝去に前もってオマージュしたわけではあるまいが「さらばシベリア鉄道」風味を指摘するのは今さらか。自任するごとく貫禄(アイドルとしてはあり過ぎても、どうか?というものだが)のパフォーマンス。
 今回もヘアアレンジ企画でJ=J植村あかり編と来る。やはり多彩にスタイルを構築できるロングに勝機のあるのがわかる三つ編みコンヴィネーション。それにつけても(これも)卒業時・以後の去就が感心できなかったOGミキティを髣髴させる(それ自体はグッドな)ルックスをアップに確認して一抹の不安がよぎった。今回の雅ちゃんも(これはオーソドックスな)三つ編みで決めたもので、コメントもここは若輩うえむーに負けじと高速編み対決を決然と挑むのが、かあいらしい。
 タイトルと順序が前後した℃-uteグルメレポート(福岡・大分)というのは、ライヴ九州サーキットの楽屋飯。リーダーとエースがちょっと人間的すぎてどうもというとこもあるが、後篇のなかさき・まいまいの箸の持ち方の正しさに(言葉遣いのざっぱくにも関わらず)しつけの良さがうかがえた。あれ?岡井ちゃんは?
 Juice=Juice「裸の裸の裸のKISS」(Zepp TOKYO)は、ハロプロ研修生としての発表会ライヴ映像。こんなプロフェッショナルなステージを見せる彼女らがなんで、いまだに「研修生」なのか。
 エンディング告知の後は、好評(?)企画ウィークリースマイル三カ所分(浜松・岐阜・京都)。それぞれリリイベで訪れた、浜松はオンステージ・ダイジェスト、岐阜はバックステージでかにょん・かななんコンビのタイトル・ネタ、最後の京都(はばかりながら一部参観)がオフステージ観光風景、次にたぶん握手会あとのあいさつで、そこに筆者の姿は…ありませんでした…。イントロ同様「ウィークリースマイル実行委員長」めいめいが愛くるしいアップの口上で〆。