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このジャンルの創始であるワールド・タンク・ミュージアムのリリースが停滞する中、二番手につけてよりマニア受けのいいこちらは、なんとか続いてきた。タイガー1というアイテムは、このメーカーが最近他のジャンルで繰り出したF-14トムキャットや零戦と同様の定番であって、まずこのMA第一弾がそうであり、WTMで第1・5・7弾三回にポピーの架空戦記と、食傷といってもいいくらい出てきた今さら感のあるものだが、新金型を謳っているしとりあえず一個摘まんでみると、ゲペックカステンが砲塔両側に付いた第502重戦車大隊100号車。
珍しいけど見慣れないせいか、かっこよくない気がしたが、ネットで調べてみるとなかなか面白い車両。試作段階でレニングラード戦線に投入されてほぼ無傷のままソ連軍が捕獲、モスクワで展示公開されている。
今回のラインナップにある同じ大隊の121号車も捕獲されて研究用の標的になった由。チュニジア派遣の第501重戦車大隊車をオリーブ色に塗装するのは、零戦21型を明灰白色でなく薄緑〜卵色に塗るみたいな最近の新解釈か（旧来のサンドと両方あるね）。
