horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

ところで、こいつを見てくれ

 こいつをどう思う?

 いかにも悪いことをしている感じなのはナチス・ドイツだからってだけでなく、ボルシェビキの圧制で悲惨に陥った人民を収容して世話をしてやってるとはいいながら、民家を破壊していっそう悲惨にしたことに平然というか、むしろ快感が伝わってくるからだろう。中ほどにある戦闘シーンが歴然たるヤラセなのも、ゲッベルス博士の面目躍如といったところか。しかし先に貼った我が中塚特派員の「特報・陸鷲猛爆行」のフィルムも胡散臭さはどっこいどっこいなんであって、「俄然、脚下に見ゆる黒点ソ連I-16型戦闘機、我が精鋭に対して小癪にも戦いを挑むかに見えましたが、堂々たる編隊の威容に、機を翻して狼狽逃げ惑う姿を望遠レンズによってキャッチすることができました。」というナレーションの画面にいくら目を凝らしても、それらしい黒点が見えない。そもそも護衛戦闘機のついてない爆撃機編隊なんかは、零戦にはとてもかなわないI-16にだって好餌、得意の一撃離脱をかけてくるのが当然だろう、本当にいたらば。
 いや、実はこんなイヤミをついでにいってみせるために動画を貼ったのではなくて、最後に出てくる撃破(したというが、たぶん遺棄)された多砲塔戦車T-35。これがチョコエッグ戦闘車輌のシークレット・アイテムだったのだ。ノーマルのラインナップはまず最初ということで新旧人気どころを揃えた無難なチョイスだが、こいつはすごい。戦闘機が特別編入れて7弾か、中にはずいぶんマニアックな機種も出してくれたので、こっちもシリーズ化を切に願って、せっせと買ったんだが。暑くなる前に、冷蔵庫に入りきらずその辺に打っちゃってあるチョコの殻を片す、まあ食す必要があるわけで、休肝日の口慰みにしつつネットして思いついたことを記す。