horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

松本零士氏にフランス芸術文学勲章「世界におけるマンガとアニメの認知・普及に貢献」

http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20121024/Oricon_2018098.html
 (19日承前)だからフランス、芸術だけは見る目ある(から自身でも創れる)、それは認めるにやぶさかでないわけよ。なんたって、ムーラン・ルージュが日本からアイドル呼ぶならBuono!って鑑識眼の高さなんだから。さらに平岡正明生前に自身で責任持った最後のリリース『昭和マンガ家伝説』で、もっとも力込めて論じられたのが松本零士先生なのであった。呉智英あたりは露骨に馬鹿にして、朝倉喬司ほどの人でも低い評価だった(大月隆寛札幌国際大学教授周辺、呉門下の下等ネオコンに煽られて、その辺の素人ブロガー風情で充分な立花隆批判なんぞに晩年の貴重な時間を浪費させられたのを憎む)中ではこの高評価は意想外で、素直にうれしかった。ブンドの由緒正しくれっきとした左翼で「戦場まんがシリーズ」を高く評価した人はおそらく平岡先生が空前絶後であろう。しかし生涯トロツキストを貫いた自他ともに認める極左にして、帝国主義戦争の限界は指摘しつつもその戦友愛とメカニック愛の価値は正しく認めるのであり、かえって中途半端な左翼、むしろあっさり転向左翼(つまりネオコン)こそが、常にアンチ松本零士なのである。