horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

09. ドットビキニ [スマイレージ]

 髪に花形のリボン飾った少女がおずおずと巻貝の殻を耳に当てて、聴こえるかもしれないかすかな潮騒の音を聴く…そんな古式ゆかしくロマンチックな導入から、少女たちがまとったケープを静かに脱ぎ捨ててビキニ姿(ただしボトムはスカート念の為)になるや一転、サンバのリズムではしゃぎ出す、これが一通り2番まで歌い終わって間奏踊って再び一旦静まるや、またカカ、カカ、カカ、カカ…と軽工業機械じみた(*)動きで大サビが開始されるメリハリのめっちゃ利いた展開。やっぱさすがですわ。
 去年まではいろいろヤヤコシイこともあって、このチームにはあまり好意持ってなかったのだが、こうも楽曲がいいと即座に高評価になる現金さというか正直がモットーです。
 冒頭の印象的な少女役を演じる和田が年長でリーダーだから、プラチナ本隊の高橋みたいなエース兼任かと思うとそうでもなく、パート割はだいたい均等?で、むしろエース卒業後の居残り組が新メンバー育成を任される道重・現指導体制との中間みたいなものか。余儀なく苦労させられた年長組が、その経験も肥やしに追加メンバーをよく指導して、ベリキューみたいな長く続いて成長していくグループになってほしいものだ。
(*)井戸のポンプか?