horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

先月17日上海へ、行方不明に=在日中国人教授、拘束情報も―連絡取れず

http://topics.jp.msn.com/world/general/article.aspx?articleid=2005657
 朱建栄教授の著書『毛沢東ベトナム戦争』は、文革の意味を考える上で最重要の文献である。簡単に言えば「戦時中」だったのである、当時の中国は。
 朱教授は「(この)戦後」の中国現代史家として、日本の戦後左翼歴史学のような「反省」「後悔」のスタンスで「戦争」を描いているわけだから、(日本とはことちがい)「左翼」が(一応)アイデンティティである政権(必ずしも「戦争」に負けたわけでなく「戦時中」から連続する)から「右翼的偏向」と見なされて粛清される可能性はつねにあったわけだが、まだそういう「風向き」ではない、という御自身の判断だったのだろう。(しかも「専門家」なのだから妥当であったはずが)このようなことになるとは、中国の政治情況は風雲急を告げているのではないか。