そういうわけで、あえてダンス・パフォーマンス本意みたいに選んでいきたい。このようなダンスでは℃-uteは特に上手いから、たぶんエイベックスのダンス系と比べても遜色はないはずだが、そのぶんアイドルのスタイルから遠ざかっている…それをメンバーのキャラだけで補填してるみたいなとこから、メンバーのプライヴェートに疑惑が浮上すると、とりわけ致命的なのである。疑われるような行動をあえてしたのは、アイドルとしての「旬」を走り切った(と自ら感じた、客観的にもそうかもしれないのがやっかいだ)、その気のゆるみだったとも思われる(あえて特定しなかったが、その中心メンバーだけの問題で他のメンバーはとばっちりを受けただけである)。
などとイヤゴトを書くが、今のハロプロのライヴ・パフォーマンスに衝撃を受けたのは、まず彼女たちからだ。武道館2daysに向かって疾走したこの一年のスピード感を体現するようなダンス・チューンである。