13日の全国握手会以来、娘。は、まー公演中啼泣の真相、プロデューサー重大発表予告と、トピック続出の激震だったが、これが惑星直列の影響か(苦笑)。「君の代わりは居やしない」TVライヴで初披露もまた…。
というわけか、いきなりそのMVから始まる今回。ニューシングル・トリプルA面中もっとも現路線の王道を行ってる曲がソチ冬季五輪公式応援ソングとなった。ニッポン!ニッポン!連呼のサビに行くまでの暗く屈折した歌詞が、つんく♂流ロック過ぎてイイ。ただしフルでなく後半カットでの公開。
今回はハロコンとカウコンのライヴ特集なのだが、MC梨沙子に敬意を表してかベリメン参加の曲のみフル公開する。最初にハロコンでJuice=Juiceが、梨沙子・愛理・雅と大御所エース級の各ワンフレーズ(*)除いてはハロメンすべてコーラス・バックダンサーとして従えたメジャーデビュー曲「ロマンスの途中」の晴れ舞台。これはこれで年末レコ大最優秀新人賞を逸し苦杯を嘗めた補償に充分なったんではないか。なかなか粋な計らいではある。
続く懐かしのガーディアンズ4カウコンで復活の「PARTY TIME」は、ベタなアイドル・ポップスと見えてけっこうスウィング・アウト・シスターみたいなグルーヴのあるナンバーだ。参加した梨沙子自身はそれほど好きじゃないようなコメント(苦笑)。
これも雅がももちと参加のBuono!リユニオンもカウコン企画。このユニットならではのロックンロール炸裂した「恋愛ライダー」に、この場限りでない復活が望まれる。
そして、ここに満を持して登場したBerryz工房「スッペシャル ジェネレ〜ション」こそがハロプロ歌謡の真髄を示すものである。それは申し分ないのだが、腰に手をやるポーズの茉麻がほとんど女相撲取りなのは今さらとはいえ、いかがなものかとは思う(苦笑)。にしても、そういうどすこい感をも含めたこのグループのダイナミズムが、梨沙子もことさらコメントしたオーディエンスのノリのよさを創出するのではあろうか。
(*)梨沙子パートのあとの鞘師パートを認識できなかったので、この三人(+鞘師)よりもステータスの落ちる(と思っていた)メンバーのソロパートが存在すると考えることができなく(したがって耳を素通りして)申し訳なかったが、岡井、福田、和田、竹内といった子たちの評価がそれほど高いことをかえって喜びとしたい。