horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

承前

 Juice=Juiceの女限イヴェントは、うえむーが一生懸命しゃべって司会しても前のようにざわざわしてる上に、ベタッとしてるのに癇の強そうなしゃべりの女ファッション講師がどうも苦手である。でもこういうのに憧れてるんだろなベリメン主流とかは…。女ウケ狙いも痛し痒しだ。とはいえ、もともとこういう女ヲタ界隈がホームグラウンドな、かなとも始めメンバーもリラックスして、客席にウィンクしたら返されたかして照れ笑いする、さゆべぇがレア(男相手に絶対しないはずだから)。MCえりぽんは女性相手にリラックスより逆に気を抜けない緊張を言ってるが。内容は、件の「りなたん先生」による最新ファッションでメンバーにチョイスしたファッションショーと来て客席カワイイカワイイの嵐だが、それはモデル次第なことは大前提なうえで、かなとものサスペンダーと襟の詰まったブラウスでバストが強調されたのとか普段のコーディネイトにないものだったから新鮮でさすがとは言えた。全体的にハイウェストってとこが、ここでも指摘してきた80年代回帰。
 二周目に突入のベリセレ。清水キャプがセレクトしたこの「蝉」という初期ナンバーもカントリーロック風味であるな。そう、いかにも鈴木俊介。なんか最近やっと、このグループの音楽性が一貫する側面に気づけた感だ。
 そしてヘアアレンジ番外編ということで、MC本人が譜久村ヘアメイク担当する。このふくちゃんは正面から見れば左右アンバランスで魅力的な目に視線が行ってしまいがちだが、今回あまり見たことのない真横から見て鼻の形が古典ギリシャ的に良いのに快く驚かされた。しかし熱弁される具体的テクニックは猫に小判というほかない。
 そのあと告知してバイバイまで、以前のような「ちちんぷいぷい魔法にか〜かれ」とか(禁止されたそうだが)かあいらしくアホなことも言わずに終始真面目にMCをつとめた、えりぽんではあったヤケン、ちょい物足りんとよ?