horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

スマイレージ新曲Dance Shot公開!℃-ute音霊、ベリセレ、牧野ヘアアレンジby萩原 MC:矢島舞美・小田さくら【ハロ!ステ#79】


 スマイレージの新曲「嗚呼 すすきの」(Dance Shot Ver.)で幕開け。ポール・モーリアとかレイモン・ルフェーヴルとかのムードミュージックをハウスビートに乗せて歌謡曲化したような、悪く言えば陳腐だが確かにメロディの流麗な実にベタな楽曲を、なおさらにクサいセリフ入りで哀愁=愛執ストーリーを繰り広げて極め付けがタイトル・ネーミングという、この男にしか書けない究極の名曲(グループ路線的には「良い奴」の続き)。最近とみに実力をつけたメンバーが声質に完全にマッチしたソロ・パートを次々に交代していく(その意味での)コーラス・アレンジは、グループ・アイドルポップスの花音もといカノン(正典)としてもよい。この値打ちのわからん者はアイドルを語る資格がない。ダンス・ヴァージョンなのに楽曲を熱く語ってしまったが、大回転型の千手観音など見どころ盛りだくさんのフォーメーションだ。来週イベが待ちきれんぞい。
 MCコンビの登場で見比べてみると、対照的ではあるがどっちも南方ないし縄文系の顔の濃さは共通する。このとおり小田ちゃんのルックスが急上昇してることも、舞美の初お目見えの時とその後の変貌を思い起こさせる。自己紹介で好きな食べ物は〜ってまたかと思ってたら、その小龍包で語ってくださいと舞美に振られるままウンチクを語れるのはナカナカだった(℃-uteの台湾オフショット光景を見てネタ準備かもしれない、そう勘ぐれる抜け目なさもある)。舞美の自己紹介がスポーツ得意、野球ソフトボール水泳やってました、彼女のポジション、ショートって?でも先輩の鈴木(香音)さんキャッチャーに急きょ話をつないで番組企画提案にまで持っていく、年少相方のこのトーク力ね。続けて冒頭スマ曲のストーリー解説のそつのなさもらしいが、この情況で「すすきの」なんてとこに迷い込んでるヒロインの危うさまでの言及はなくても、実はよくわかってたりしそう。これを含め他グループのダンス、ハロコン同じステージで観てて覚えてる談も出て、芸歴で大先輩相手にこれくらい大物感を醸せる子はなかなかいない。積極的にセンターで推していくべきだろう。