初っ端のBerryz工房「ロマンスを語って」(Dance Shot Ver.)は、ライヴで観たばかり（但し梨沙子欠Ver.）だが、歌詞は「夢」がキーワードというのを指摘しておきたい。この映像的に鍵鑰となっている万華鏡のイメージも、目をつむって目蓋の裏側を見てれば出てくるものだが、その形状に魅せられているうちに入眠すれば夢となるわけである。
今回のMCはBerryz工房の清水佐紀と、モーニング娘。'14の鈴木香音！の外見も対照性を際立たせたコンビであるが、キャプのキャリアを積んだ曲者ぶりと、年少（といっても中堅）ズッキのストレートさで凸凹バランスが取れている。ズッキが語る、さゆ卒業後のグループ内最古参となる9期としての自負は、それ以外の選択を牽制する9期次期リーダー就任への道理を説いたものだろうか。
早速にカントリー・ガールズ(後編)は、（ももち以外）揃っての挨拶（まだ息が合わなく）一回失敗を公開し改めてやり直した後、前回放映の初顔合わせの詳細映像、里田さんから新名称発表、ももちのプレイングマネージャー就任告知のVTRを見て、新メンバー各人へのインタヴューと、里田コメント。初期さゆにももちも混じって最年少の割に曲者な感じの（さゆやももちのような発展が望ましい）小関ちゃん、展開の急速さに放心した正統派美少女の島村ちゃん、ロコドル上がりで一番素直に抜擢を喜んでる（と見える）笑顔の森戸ちゃん、滑り止めに受かってよかったくらいの当人意識から意外と厚遇なのが納得されてだんだん表情の明るくなった美人すぎる山木ちゃん、ルックスが永作博美にしゃべりが田村芽実みたいで本人自負するダンス以外にも実力派が予感される稲場ちゃんと、本当に活躍が期待される新メンバーとはなった。
