horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

承前

 ハロプロ研修生女の園」(Zepp Tokyo)は、ステージからも会場からも熱気の伝わるライヴでアルバムからのシングルカット?の新曲。J=J「伊達じゃないよ〜」的なノリで研修生世界をテーマにしたような曲だが、あえていうとJ=Jのアルバムを後回しにしてまで貴重な制作リソースを傾注している意図をつかみかねる。グループに抜擢されてデビュー(予定)してない子本人や父兄の不満をなだめる事務所の政策なんだろうか。ただまあこういう(ソロもあるがおおかた)大人数ユニゾンで、例の枕不倫など淫行スキャンダルに売上捏造マスゴミごり押し集団の類だと自堕落なベタ〜ッとした歌い方がビッチな本質をあからさまに表現して不快なのと画然と異なり、フレッシュな一所懸命にはうたれる。だからといって桃子が最近ベリ映像を引用してまで年増自虐トークするほどのこともないとは思うが(苦笑)。
 金澤朋子佐々木莉佳子「四字熟語」は好評かどうかは?な続き物この二人では最終回。今回は鶏口トナルモ牛後トナルナカレというヤツなんだが(そこを説明しないのが、このコーナーのダメなところ)字面だけからは、りかこ的独創の「考え」しか出てこない。しかし四字熟語の意味は(かなともの「考え」る)当てモノじゃないんだが(苦笑)。とりあえずラーメンは(現在は特に、更にかなともの好きな豚骨などは特に)体に悪いので多食しないように注意してあげてほしい。
 「鶏口牛後」でなぜかプライヴェートの話に振る(グループ人事で事務所批判に及ぶ危険を素早く察知したのか)ももちも育まれたグループの10年史を振り返るシリーズの「ベリーズセレクション」今回は夏焼雅菅谷梨沙子福田花音というメンツで。ベリヲタとしての花音が神妙な顔してゴージャス両巨頭の間に座ってるのが可笑しい。彼女がセレクトした曲はシングルのカップリングというマニアックなナンバーで、サビをファルセットで歌い上げるソウル歌謡は今のラストシングルにも通じる。なかなか趣味がいいマロテスク。
 最後の質問コーナーは「ももち」となぜ呼ばない、なぜ呼ばせるで双方テーマが合致して「ももち」草創のエピソードとか。そういえば昔からアイドルの曲中コールって、(ちゃん付け以外の)あだ名で呼ばない。あれ何でだろうな(例外がないでもない。なっち、ごっちん、(宮前)真樹ぼーなど)。