horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

承前

 良番で間近にライヴを観ることができると、それだけでおなか一杯で握手は蛇足と感じられるのである。パフォーマンスに全力で対峙して、くたくたになってる後に何か気の利いた対話しようという気力ももはやない。それにもまして握手の最後に控えし、ももちの塩対応がとどめを刺す(苦笑、ももち握手は最初にしてほしいところ)。
 それにもめげず参加の三回目は、シーズンなりに早まった日没にともない涼しくなって観やすかったのが幸い。セトリ今回のフォーマットで異動は、中間の3連発が「恋泥棒」「ハニパイ」「いとごめ」というところ。一日でつごう15演唱9曲の披露となった。
 今回のMCで初めて(ほぼ)ミスなく吹けた、ななみん。リクエストの「蛍の光」で、「以上、カントリーガールズでした〜」とギャグをかました後、挙手してソロ・トークを展開したのが、おぜこだ。(当地にかこつけて真田幸村などの)歴史人物の実在性の不可知論を、ふなっきにインスパイアされ対抗したと思える芝居がかりで披歴して、これどうオチつけるのかなと思ってると、一転(今までの議論を否定してると本人は思ってないのか笑)アイドル史の蓄積を肯定し、アイドル史のシーラカンスももちを弄った上で(ももちむしろうれしそう笑)、歴史に残るアイドルになりたい抱負を述べて締めくくる、古参アイドルファン泣かせの展開。前回ふなっき驚異のMCの後で、これだけやれた敢闘をたたえたい。