http://www.excite.co.jp/News/music/20130303/Oricon_2022219.html
ここは初期メンバーが（かなり早い段階で一人脱退を除いて）新加入なし同じ面子でずっと続けて9年だから、感激もひとしおであろう。脱退加入を繰り返しながら同じブランドであり続けるモーニング娘。のありかたも特異だが、Berryz工房のこの長期存続も、アイドル・グループとして前例のないものだ。
年初のプッチベスト評で比較した繰り返しにもなるが、するべくして卒業した真野恵里菜ソロが古典的だとすれば、こちらはバロックなんであり、よい意味で雑ぱくな清濁あわせ呑むところがあって、以前もメロン記念日を参考としたが、あの路線なら今後もまだまだ続けていけそうだ。
かえって後発ライヴァル℃-uteのほうが真野ちゃんの純粋性（あるいは正統性）のほうに振れてるぶん、今年あたり年齢的に正念場だなあと思われる。新曲をブート音源で聴いた限りでは、得意のダンス・ナンバーでこの春には新たな攻勢に出る感じで何より。
われわれの観点ではこの記事に特筆されないのが不審な、新ユニットJuice=Juiceの歌披露があったそうだ。といいながら、やはりこれも聴けたのだが、もうこんなに仕上がってるのかと驚くほどに期待以上の即戦力なのである。サックスのリフとタイトなリズムが印象的なバックトラックもかなりかっこいい。
