horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

J=J新曲Dance Shot初公開!演劇女子部、モー娘。'14重大発表、徳永ヘアアレンジ、Weekly Smile MC:宮本佳林【ハロ!ステ#59】


 Juice=Juice「アレコレしたい!」(Dance Shot Ver.)で幕を開ける今回。両A面で初期タンポポと二期タンポポ同時並行でやってるが、あるいは「裸の〜KISS」のように高度にテクニカルな楽曲がレッド・ゼップリンとすれば、これはハニー・ドリッパーズみたいなリラックスした伝統回帰といえよう。その喩を敷衍したなら、あえて最初からトラディショナルなアイドル路線の「さんみゅ〜」はストレイ・キャッツみたいなネオ・ロカビリーであり、大方のロコドルはパンク・ロックであり、前回の研修生「彼女になりたいっ!!!」なんかはハードコア・パンクみたいなもんで、CoCoの1stアルバムを喜んで聴いていた20年前ならともかく、今の年とった自分にはキツイのだ。
 今回のMCはそのセンター・メンバー宮本佳林である。ハロプロの伝統的には、なっちの後継者みたいに見ていたが、このたび改めて彼女の語りを熟視して思ったのは、(あえていえば)今のアップフロントのグループ・アイドルの一員ではもったいないくらいな、かつてのサンミュージックの主力ソロ・アイドル級(典型的には松田聖子)の風格だなと。そこで突然思い出すのが、さんみゅ〜にも彼女によく似た感じの子がいることだ。でもその子、グループの中であまり目立ってないんよね。一応キープはしてるのが伝統の底力といえるが、今の(相澤会長なき)老舗ではそれが限界なのだろう。そう思うと、かりんの今の待遇ですら、事務所の力量を示すといえる。
 ハロプロ研修生演劇女子部「可憐な合唱団」(気球にのってどこまでも編)の客席がまばらすぎるのは、これゲネプロか? ならいいのだが。これだけ視ても何ともいいようがないけど、劇ハロみたいな成長の機会ならいいことではないか。出演研修生のコメントは、いくら子供だとはいえ、こんなあからさまなスの顔があらわなライティングで出したらいかんやろと。その中でも、全然知らなかった山木梨沙という子が、こんな悪条件でも美貌で目立った。