horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

23日Juice=Juice

 新風館到着はギリ12時30分の開演直前。阪急烏丸着が8分前とかで焦った。十三で乗り換えると座れないので梅田始発を選んで誤算。というわけでリハはミスイット。
 いきなり「裸の〜KISS」で始まる。この1回目はMVほどのキレはない感じだった(その後はよくなる)。にしても見ごたえのあるダンス。そのあとMCで、お題「捨てられないもの」。いろいろだが、理系かなともの虫めづる姫君なエピソードが印象に残る(虫籠とかカブトムシ狩りの捕中網とか)。
 続くニ曲連続は「天まで登れ!」ショートヴァージョンに「イジ抱き」フルと来た。研修生レパートリーには合わない「裸の」衣装だが、インディーズ2枚からメジャーデビュー期においての(後の)伝統的カップリング路線といえる楽曲が前者。後者はいわずと知れた名曲だが、もう代表曲にまでなったのが、これから知れた。MC告知エーイングのあとラストが「アレコレしたい!」。
 前回の空き時間はおもに会場の西方向を散策したので、今回は東側、寺町通まで行ってみる。その向かいの京都市役所も近代建築遺産だが、ブルジョア的な烏丸通のと違い官僚的に厳めしいゴシック城塞風のファサード。通りに入るとすぐに本能寺という小学生でも知ってる有名な場所だが横からチラと見ただけで通り過ぎ、すぐに和泉式部墓所というのがあっても場所を確認するのみでずんずん行って、テキヤが定着したような門前町のスーヴェニールを並べ立てた店先をひやかして歩く。河原町に着いてから西にちょっと行ってまた二度右折して、京料理材料を扱う錦市場アーケードの妙なステンドふう屋根の下を通ったりし、またジグザグに北進しながらこういうけっこうな近代建築に行き会ったりした。
 2回目も「裸の〜KISS」からで、セトリはショート枠が「五月雨〜」なだけであと同じ。今回は歌よりトークに力入れてるように思えた。お題は「同性の好きな体の部位」。なかなかキワドイ話柄だが、さゆべぇのれいなフリークぶりはヘアスタイルだけでないらしいことが明らかになり、そのフォローは実力的にもルックスでも、もっともだ。
 (空き時間に歩き回るから最終回に疲れ切ってるのだが交通費の元をとろうとする貧乏性で)やはり東に進路をとり、セブンイレブンで100円珈琲を飲みながらそこに貼ってあった観光地図で見た、市役所の先のホテルオークラ長州藩邸祉を確認し、市役所前でやってた京都さくらパレードのマーチングバンド出陣式みたいなのを見ながらちょっと休憩。その横の通を北にたどって、店主の著書も所有してる有名な本屋を訪いなどし(たのは前の回のあとだった記憶違い)、帰り道の足利尊氏邸祉をようやく見つけてから、新風館に戻る。
 昼間2回の開演ギリ着とはことなり3回目は優先エリアに入るつもりで30分前に会場着。セトリはショート枠「私抱き」で、今回「ロマンスの途中」なし。お題「同性のキュンと来るしぐさ」(これもギリでキワドイが)での、特に熱演かりんのシリアスなブリっ子ぶりに心打たれる。握手でも桜色のパーカー羽織ってたのが可愛らしかったので褒めたら「ありがとう」言ってもらえた。