horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

中嶋美智代 「とても小さな物語」


 今週のお題「私のアイドル」は当ブログとしてはあまりに直球ど真ん中すぎて、かえって困惑するくらいのものだが、ここは思い切り打ち返すことにする。
 あえて悪くいえば白痴美でもあるが、そのイディオを代償にしたサヴァンがまさしくアイドルであるような方であった。瞬間ごとのコケットリーも凄いが、音程のはずし方さえ一々ツボを突いてるというか。今のアイドルだと佐藤優樹和田彩花(美術プロパーなとこも「すずさん」ぽい、だがかくいう私も中学の時は美術部)を足して2で割った感じ。このふたりに人気があるのも当然と思える。
 などてアイドルは…と彼女にもいいたいことはなくもないが、などてすめろぎは…の三島由紀夫も恩賜の銀時計を拝領して対面した昭和帝を立派な君主だったと述懐したように、東映太秦映画村のイヴェントで握手と一緒に手渡すサイン色紙をその場で一生懸命に書いていた汗だくの(夏の暑い日のことだった)ミッチーはまさしく立派なアイドルとして記憶されている。
 ところで冒頭の、まだ40代らしいみのもんたの向かって左にいるのは、あの…。