J=J新曲のハードブギーなギター鳴らした70年代ブリティッシュふうに、二期タンポポ的な展開を感じる。岡井ちゃんMCは30回NG出されて撮り直してもなおハラハラさせられる不安定感が前回とは対照的だが（苦笑）、所属する℃-ute新曲（今回は）「愛ってもっと斬新」（のほう）でのダンスは（全員だが）目を瞠らせるものである。たとえば、こういう
天性の体のバネがあって、日本人振付師より上手いかもというような人くらいしか、今回の曲をすぐには「踊ってみる」こともできまい（そもそもオリジナルが、ざっくばらんに苦労を語ってるんだもんね笑）。
二回分収録が明らかになった「そろうた」石田はダンス・ナンバー「恋愛ハンター」に前回以上の苦戦だが、よくがんばった。これこそ「踊ってみた」ほうがよかったかも。今回が（その経験者）MC岡井だったし（本人も「そろうた」遠慮気味）。
モーニング娘。としてはダンス込みのライヴ（イン岸和田）で「わがまま 気のまま 愛のジョーク」のチーム・プレイ。天井からのショットでフォーメーションの妙も見せる。その点や各人個性を誉めるにモーニング娘。は当然呼び捨てであっても、ハロプロリーダー道重さんには感服しきりとマンセーする岡井ちゃんであった。J=J宮本や娘。佐藤のように積極的に懐いてくる後輩を公表して、他の後輩たちにプレッシャー（だってことを自分の経験で言ってるくせに）をかけるなよーとか、そういうところが（これ以上困ったことを言わないかと）ハラハラする。
いつものように告知MCお別れのあと最後のコーナーが、ナルチカベリJ=J組のバックステージ光景。前回娘。コン版の反省もあってか、たっぷり時間をとって、いろんな場面を見せてくれるが、それにしても茉麻が先輩のお姉さんを通り越して母親にしか見えない。あと、さゆべぇはさすがに研究熱心だね。
