今回（ハロメン一巡でという）MCえりぽんも色白なのだが、たとえばスマかななんのようなもちもちした感じじゃなくいささか色気には乏しい筋肉質なのがかえってゴルフとか新体操みたいな一芸で自己主張できるアスリートで、娘。内では大半のミュージカル・チームと別行動メディア対策の（さゆ、はるなんと）三人組に属する。
イヴェントで初公開の℃-ute新曲「The Power」はラーガなイントロと「ブレインストーミング」なメロディがいつもの彼女ららしくないが、サビはザ・℃-uteな感じ。堂々のヴェテランとしてちょいとひねった楽曲を演ってもなお新鮮な持ち味が℃-uteならではなのであろう。
ハロプロ研修生の新曲「Crying」はオーソドックスなロックンロール・アイドル曲であるが、研修生という位置づけでありながら楽々と似非アイドル詐欺集団を凌駕する（クチパクなどとんでもない）歌唱と気合の入ったダンス・パフォーマンスがハロプロの底力だ。続く（J=Jメンも参加の）「天まで登れ！」はおなじみのナンバー。あくまで手を抜かない楽曲の質を確認する。研修生から憧れられないと愚痴るえりぽんは可哀そうだが、逆にフレンドリーすぎてオーラがないんじゃないのという気がした。
