あゆみん「おかえりっ」とグリーティング。MCは、アンジュルム佐々木莉佳子と、こぶしファクトリーの田口夏実!でスタートした今回はまず3/9発売カントリー・ガールズ新曲MVを公開!
その「ブギウギLOVE」(ハロ!ステ Edit.)は、端的にブライアン・セッツァー・オーケストラふうといえる。ハロプロではもはや古典の娘。レパートリー、ミスムンでもおなじみ40年代のスウィング・ジャズにアレンジされたロカビリーだが、純ロカビリーだったら今回作詞の大先生にも35年も前にこういうものがあるよ。
ジュリーって京都人のイメージだったが鳥取県出身だったのか。それはともかく、新作の方の歌詞、ジープで迎えに来てって進駐軍のGIかよ(苦笑)。御年輩の方は、出てくるコトバがちがうね〜って感じだけども…それもともかく。
ここから急速にカンガルないし年季の入ったハロプロ・プロパーに局限された話柄に移るが。いうなればレスポールの響きのおもむくまま「ためらいサマータイム」から曲調の年代が遡行されている。それ以上に「うたロス」を克服した二期タンポポ的な達成に自足せず敢行された増員によって、娘。タイプの多人数グループへの移行を楽曲スタイルで示すものだ。このユニット・メンバー人数と楽曲スタイル相関セオリーも15年も昔に提出した手前味噌なれど、古典ハロプロ的に原理論が当てはまる例とはなった(これ一曲だけでは即断だが)。
映像的には(PMももち若かりしというか幼かりし頃)初期Berryz工房「21時までのシンデレラ」なんかも思い出される。ソロ・パートでそれぞれセンター奥からシャシャリ出てくるダンス・シーンもいいが、特にふなっきが意外な太い低音で迫力あって好すぎだ。