2008-03-30 親米と反米 親米と反米―戦後日本の政治的無意識 (岩波新書)作者: 吉見俊哉出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/04/20メディア: 新書購入: 2人 クリック: 32回この商品を含むブログ (53件) を見る 別にブルジョアジーとしては甘い汁さえ吸えれば(搾取できれば)、日本が帝国だろうが属国だろうがお構いなしだというのは、これを読んでもわかる。ペリー来航から戦後まで(イデオロギー含む)商品文化イメージ変遷の鮮やかな分析に舌を巻いたが、結論のまとめ方になると、いかにも東大出て東大の先生してますが何か?みたいな優等生の作文でガッカリ。ちなみにこの本は前に紹介した四方田犬彦著で知った。いかにもか。