horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

承前

 愛理〜?(コールはナシの方向で…?)滑舌やや不確かさがナチュラルなアイキャッチのあとは、カントリー・ガールズこれもツアー初日の「二人の北海道」(横浜Bay Hall)。旧カン娘。レパートリーといえばそうなんだが、インディーズのデビュー曲というだけでなく、この直後に、うたちゃんの比ではない初期メンの喪失でお蔵入りになっても納得されるようなものをあえて?演ったのも、これが歌い継がれることはかえって故人には良い供養になるのではないか…と、まあその意図は汲めた。

 原曲はもう記憶になかったので…というのも、(既にハロプロが定着した)最近のハロヲタは知らないだろうが、この発足時にはハロプロなんてものはもともと全員がモーニング娘。(オンリーの)ファン以外ではない人々に(今でいうところの)糞事務所が押し付けたものでしかないとの認識が一般的だったので、最初期のハロコンとか娘。以外が歌っても(娘。は立って応援してたのが)座ったりトイレ休憩行ったりが普通にいたものなのだ。あらためて見ると、今のカンガルとかなりアティテュードが違うな(笑)。今だと、チーム負けん気のノリに近いね。
 60年代のサーフィン/ホットロッドを70年代のシンガーソングライターがカヴァーまたはそれふうにオリジナルを我流アレンジで演ったっぽいその上に90年代のブレイクビーツで加工したサウンドは、今の年少メン(特にちぃちゃん)には背伸びっぽく必死なのがまたかわいらしい。最後の台詞が、まなかんの道民ネイティヴスピークでの継承でもあり。終演後の挨拶が不調ももち欠席での、やまっき(何かこの映像だとすごく、ごっちんっぽいなあ…)仕切りも頼もしく、舞美コメントに同感。