horror of mean army ?

淡路島かよふ千鳥のなく声に幾夜ねざめぬスマのセンチネル

今週のお題「2018年の抱負」

 ネットももう20年近くやってるから、ここが私事を公表していい場所でないことは経験的に知っている。ネットにおいて(しか)全面的に存在する(できない)輩(すでに/最初から人間的価値基準で最低以下の存在)の好餌(炎上と称する)になるだけだからだ。たとえばアイドルがブログに書くような「私事」は(ミスがなければ)公事なのである。
 ということで、ここに書けるほどのことを書くなら、橋本治「双調平家物語」シリーズを読破したい。平清盛平家物語に関していろいろと読んでいるのだが、たとえば清盛の曾孫の「六代」という人物がなぜそういう名前なのか疑問に思っても(あまり重要人物でもなく)そのまま忘れてたのを教わったり、平家物語に異本があることはわかったが、(源平盛衰記を含めた)それぞれの位置づけを明快に(独断と断ってるが)説明してもらったのは彼の『浄瑠璃を読もう』という著作においてだった。
 やはり、その実作においての平家物語理解を参照せずんばなるまい。そういう興味でもなければ(同じく著作シリーズ「窯変源氏物語」をおいそれと読めないように)読めないけれど、このモチーフを機会としてのことである。