ショッピングモールの意味
個人的にクルマに乗るようになって、イベやLVの往復にも使うとき、駐車場ということを常に考えなければならなくなった。開催上映される会場かそれが不可能なときに駐車場を求めると、そこはショッピングモールである。イベント広場や映画館があるのがショッピングモール、というのも多いが、駐車場が不便な市心部には電車で行くときにもクルマを停めておくのはショッピングモールである。市心部でLV観た後からクルマで行けるショッピングモールに行く場合には、しかたなく電車を乗り継いでいる。今回がそうなんだが、三宮国際会館でなく（以前の）HAT神戸ならクルマを乗り継いで西宮まで行けるのに…。
というようにクルマに乗ってないころには（結局そこに行ってるのに）気づかなかったショッピングモールの拠点としての重要性が見えてきたことだったが、思うにこの意味とは、網野善彦の説く中世都市としての津泊というのに近いのではないか。以前、荒俣宏の風水論で自動車道路は河川と同じものと見る説を紹介したが、ショッピングモールとは駐車場を中心として自動車道路の津泊＝現代都市になっているのではないだろうか。
